【昭和時代】藤山陽子さん
昭和の女優で見逃せない存在なのが藤山陽子さんです。
女優歴は約7年間で、結婚をきっかけに引退してしまっているのです。
しかし、色気溢れる昭和の女優を語るなら藤山陽子さんは重要になるでしょう。
僅か7年の女優歴にも関わらず、彼女が世間に残したインパクトは大きかったのです。
大人の色香を振り撒き、高貴さを秘めていた彼女は絵に描いたような高嶺の華でした。
正統派女優として一世を風靡した藤山陽子さんの魅力を紐解いてみましょう。
藤山陽子さんについて
東宝専属の女優として活躍し、おふじのニックネームで愛されたのが藤山陽子さんです。
応募総数15000人の中でたった1人、すべての審査員から満票を貰って合格した偉業を成し遂げています。
当時から既に美貌とオーラを持っており、頭角を現していたのでしょう。
誘うような流し目に唇を触る仕草、色気のある言動は男性を惑わす魔性を秘めていたのです。
その反面、笑顔は純粋そのもので純情さを感じさせるのも魅力の1つです。
色気と純情が両方ある藤山陽子さんは、令和の時代でも語られるべき女優なのです。
主な活躍
東宝の女優になった藤山陽子さんは、加山雄三主演の「大学の若大将」でデビューを果たしました。
上品で美しい美貌は正統派女優の看板にふさわしく、魅惑の新星というキャッチフレーズで親しまれるようになったのです。
高貴な雰囲気も持っているため、純情な令嬢役やバリバリ働くキャリアウーマンなどがハマり役になりました。
当時はマドンナと呼ばれており、多くの男性を魅了していたのです。
余裕を持った立ち振る舞いや絶妙な微笑みに、色気を感じない男性は居ないと言わしめたほどです。
そして日本テレビの青春学園シリーズに出演したのをきっかけに、本格的なブレイクとなります。
お茶の間から人気を得た藤山陽子さんは昭和を代表する女優にまで登り詰め、1967年に結婚して女優を引退しました。
幻の女優と言われる所以
藤山陽子さんはファンの間で、絶世の美女だと語り継がれています。
さらに付け加えると、幻の女優とも呼ばれており、約7年間で引退してしまったことが悔やまれている側面もあるでしょう。
高嶺の華で令嬢役がぴったりだった藤山陽子さんは、ずっと憧れていたい存在だったのかもしれません。
引退後はプライベートに専念しているせいか、目ぼしい情報は何も出て来ていないのです。
彼女の女優姿をもっと見たかった、そんな想いが幻の女優の肩書きを生み出したのでしょう。
そんな幻の女優である藤山陽子さんには、映画やドラマの中で会うことが出来ます。
色気のある昭和の女優を一目見てみるのも良いので、気になる人は時代を感じてみてください。